漆器

汁椀プレミアム(蜻蛉 赤と黒)WEB限定

土佐古代塗 美禄堂 池田泰一
品番:UTW747359571NA
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  • 制作年2023年
  • サイズ
    直径約11cm、高さ約7.5cm
  • 重量約400g
  • 容量約350ml
  • 材質(産地)漆器
  • 機能電子レンジ不可、オーブン不可、洗剤可、食洗機不可、熱湯可、冷凍不可、直火不可
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つくりて

漆芸作家

土佐古代塗 美禄堂 池田泰一Tosakodainuri Mirokudou Ikeda Taiichi

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明治の初期より伝わる、他県に類を見ない高知独自の漆器である土佐古代塗は、ザラ地と呼ばれる鮫肌様の地肌に、錆地で盛り上げた文様が特徴です。漆器につきものの指紋や傷がつきやすいという事も無く、堅牢であり、また優雅さの中にも気品漂う工芸品として長く愛好されています。 土佐古代塗の美禄堂は、高知でも現在唯一軒となっている、全国的に見ても珍しい漆器の製造直売のお店です。2017年には卓越技能表彰(現代の名工)を受賞しており、高知県の伝統的特産品指定のこだわり本格漆製造直売のお店となっております。 土佐古代塗は完成までに、実に30近い工程を経ています。木地にへらや刷毛で漆を塗り、 乾燥むろで一晩固めたあとザラ地模様をつけます。次に漆を塗った上から朱の顔料を蒔き再び乾燥させてから、さらに全体に黒の漆をかけまた乾燥させます。その後錆字を研ぎ出し磨くといった工程が繰り返されます。こんにち漆器業界に於いて、量産が可能な合成樹脂等による製品の普及、作業の分業化が図られる中、いたずらに効率を追いかけず、すべての工程を自らが行い、昔ながらの手間と根気の要る手法をかたくなに守っています。 現在高知でも、この土佐古代塗を作れるものは私1人になってしまいました。他の塗り物に見られる華やかさは無い代わりに、使い込むほどにしっとりとした朱と黒の深みのある味わいがあります。更に漆器中最強と自負する堅牢さを、是非お手元に於いてお確かめください。 高知県伝統的特産品指定 土佐古代塗 美禄堂

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