ラーメン椀（拭き漆）

中面は生漆を使い、木目を見せる「拭き漆」という塗り方で制作しています。外面は昔ながらの曙塗りの手法を使い黒漆から朱漆を研ぎ出しました。伝統的な技法を使いながら、ラーメン椀という現代のおうちラーメン文化のための新しい漆塗りの器を作りました。ラーメンのみならず、うどんやお蕎麦など様々な麺類、丼物にご使用いただけます。手にピタッと吸い付く持ち心地で、陶器より熱が伝わりにくく軽いため、熱々の麺類でもお椀を持って食べることができます。

・一点一点すべて手作業で制作しているため、個体差があります。 天然木を使用しているので、拭き漆の器はひとつひとつ木目が異なりまったく違った風合いになります。木目の違いをお楽しみください。 また、漆は同じ色でも塗った季節で色味が変わることがありますのでご了承ください。 ・電子レンジ、食洗機の使用、冷蔵庫へ入れることはおやめください。漆器の破損につながります。

漆器のお手入れ・注意 ・新しい漆器をお使いになる前に軽くお湯で洗ってお使いください。お湯は普段の食器洗いの温度で大丈夫です。 ・仕上がったばかりの漆器は、少し漆の匂いがする場合があります。漆の匂いは新しい漆器特有のことですので、問題なくお使いいただけます。匂いが気になる場合はお湯で洗ってしっかり水気を拭き取り、3〜4日間、時間を置いてお使いください。匂いが落ち着く場合があります。また、お使いいただく中で漆の匂いは段々と薄れていきます。 ・お椀の保存は、直射日光を避け日陰においてください。 ・普段のお手入れは食器洗い洗剤をご使用いただけます。ただし、研磨剤が入ったものや塩素系洗剤は漆が剥がれたり、漆器が破損する場合がありますので使用しないでください。