部屋をおしゃれに見せる花瓶の選び方|プレゼントにもおすすめ5選

お花を飾りたいけれど、ベストな花瓶が見つからない。どんな花瓶がよいのか、わからない。といった方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。 癒され効果も大きいと言われるお花。お花に合わせたおしゃれな花瓶があれば、 部屋が癒しの空間となり、さらに居心地のよいものとなります。 今回は、部屋にお花を飾るとよい理由やおしゃれな花瓶の選び方、おすすめの花瓶を紹介していきます。

部屋に花を飾るとよい理由 

お花があると部屋が華やぐ。空気を浄化してくれそう。など、よく聞きますが、具体的な理由はどういったものなのか。紹介していきましょう。

部屋がおしゃれに決まる

部屋にお花があると、一気におしゃれな雰囲気に変わります。 お花は、インテリアのアクセントにもなります。さらに、おしゃれな花瓶があれば、お花をより引き立てることができるうえに、オブジェとしてインテリアのひとつになるでしょう。 また花を飾ることで、季節の流れが感じられます。日々忙しくしていると、季節のうつろいを感じるのはなかなかむずかしいもの。季節のお花を飾ることで、家のなかでも季節の変化を楽しめます。 部屋にお花を飾ることで、生活のなかに小さな楽しみが生まれ、帰りたくなる快適な家となるでしょう。

リラックスできる

お花には、リラックス効果があります。 お花を眺めることで、脳内のドーパミンやセロトニンが分泌され、幸福感やリラックス効果があがると言われています。 またお花には、「香り」もありますよね。特にバラやラベンダーの香りのリラックス効果が高いことは、ご存知の方も多いことでしょう。 花を育てる。あるいはお世話することで、自然との触れ合いが増え、心身のバランスを整える効果も。生活にお花を取り入れることで、心の安定やリラックス効果が得られます。

花を飾ると運気があがる?

風水がすきな方は、部屋の中に生花や観葉植物を飾ると、運気があがるといった話を聞かれたことがあるのではないでしょうか。 風水とは、約四千年前に中国で発祥した、「気の力」を使った学問のこと。すべてのものは、五行(火・土・金・水・木)のどれかの性質を持ち、相反する要素(陰陽)から成立しているという思想に基づいています。 お花を置くことで部屋全体の「気」のバランスを整え、運気があがると言われています。お花の力によって若返り効果が期待できるなど、お花の風水効果は、女性にとってうれしいことばかり。 ただし、お花を置く場所や色などでも風水的な意味が変わってきます。位置や色の効果などを調べたうえで、トライしてみましょう。

小さなスペースでも飾れる

切り花であれば、小さなスペースでも楽しめるのが、お花の魅力のひとつ。 小さなお花を飾ることで、部屋全体がより明るく、生き生きとした雰囲気になります。 またお花を飾ることで、自然を感じられるだけでなく、アート感覚も養えるでしょう。花瓶との組み合わせを考えることで、小さなスペースをギャラリーのようにすることも可能に。 切り花は、大きなオブジェや観葉植物と違って定期的に変えられるので、飽きのこない部屋づくりもできます。

プレゼントとしても喜ばれる

お花はプレゼントしても喜ばれるもの。自分には買わないもののひとつではないでしょうか。 また、価格帯も幅広いので、贈り手側も予算に応じて選べること。さまざまなイベントで活用できることも魅力と言えます。 そうはいっても、お花をいただくのはうれしいけれど、自宅に合う花瓶がないといった方もいらっしゃることでしょう。 花瓶の選び方を知ることで、部屋をさらにおしゃれに変化させることができます。 どんな花瓶があなたの部屋に合うのか。花瓶の選び方をチェックしていきましょう!

初心者さんでも迷わない!おしゃれな花瓶の選び方 

せっかくお花を飾るなら、部屋がグレードアップするようなおしゃれな花瓶がほしいと思われるのではないでしょうか。 ここからは、初心者さんでも迷わない、おしゃれな花瓶の選び方を紹介していきます。

目的で選ぶ

あなたのお部屋にベストな花瓶を選ぶ方法のひとつめは、目的で選ぶこと。どんなお花を飾りたいかで、花瓶の形や大きさが変わってきます。 背の低いお花を飾りたいのか。茎の部分が長く、背の高い花を飾りたいのか。 また、部屋のインテリアにこだわりのある方もいらっしゃることでしょう。そういった方には、インテリアに合わせた個性的な花瓶を選ぶこともできます。 どんなお花を飾りたいか。インテリアを重視するのかなど、目的や自分が大切にしていることから選んでみましょう。

花瓶の形を知る

あなたのお部屋にベストな花瓶を選ぶ方法のふたつめは、花瓶の形を知ること。 花瓶には、主に下記のような形があります。 ・つぼ型 ・筒型 ・ラッパ型 つぼ型は口が狭く、胴体がぷっくりとした形状のものです。 メリットは、バランスがとりやすい点。一輪挿しでもブーケでも、口が狭いことで、お花がある程度固定できること。デメリットは、口が狭いので洗いにくい点。 この点に注意が必要です。 筒型は、読んで字のごとく、ストンとした筒のような形状が特徴。 メリットは口が大きいので、洗いやすいこと。デメリットは、形状が細長いとバランスが取りにくく、転倒しやすくなってしまう点。ある程度太さがあるものがおすすめです。 ラッパ型は、口に向かって広がっている形状です。 メリットは、ボリューム感のある花束でもきれいに見せてくれる点。デメリットは、口の広すぎるものだとお花のバランスが悪くなることがあること。 形を知ることで、花瓶も決めやすくなるでしょう。

サイズを決める

あなたのお部屋にベストな花瓶を選ぶ方法の3つめは、サイズ選び。ポイントは花瓶の高さと口の広さ(口径)です。 街のお花屋さんで販売されているお花は、約30〜50センチのものが一般的。お花と花瓶の高さを考えると、花瓶に15センチくらいの高さがあれば、お花と茎や葉がバランスよく見えます。 お花を飾ることに慣れていない方は、高さ15センチくらいの小ぶりの花瓶があると便利でしょう。形はつぼ型か筒型がおすすめです。 つぼ型は花束を崩さずに入れるだけでOK。無造作に入れて、アート感覚で楽しみたいのであれば、筒型がおすすめ。投げ入れてもバランスよく、かつおしゃれに飾れます。

インテリアにマッチする、色やデザインは?

あなたのお部屋にベストな花瓶を選ぶ方法の4つめは、色やデザインで選ぶこと。 お花の種類や形、色を選ばずにどんなお花でもマッチする花瓶を選ぶのであれば、白や透明なものがおすすめです。 黄色やブルー、黒などの色付きを選ぶ場合は、お花と花瓶の色のコーディネイトを考えるとよいでしょう。 デザインはさまざまなものがありますが、初心者さんであれば、筒型などオーソドックスなデザインの方が部屋のインテリアになじみやすいです。 さらに材質も気になるところではないでしょうか。 インテリアによくなじむ花瓶を選びたいのであれば、ガラス製。床の間のような、ちょっとした高級感がほしいのであれば、陶器製がおすすめです。 ガラス製はどんなインテリアにもなじみ、透明感が持ち味。汚れに気づきやすい点も便利です。 陶器製は、高級感あふれる印象を与えます。 ガラス製と違い、花瓶のなかが見えません。茎の見え方などを考えなくてもよいので、気楽に管理できる点が魅力と言えるでしょう。

失敗しないデザインは「一輪挿し」

あなたのお部屋にベストな花瓶を選ぶ方法の5つめは、シンプルな「一輪挿し」をひとつ持つこと。 まだお花を飾ることに慣れていない方や部屋にちょっとお花を飾ってみたい方は、「一輪挿し」にお花をひとつ飾るだけで、空間がおしゃれに決まります。 「一輪挿し」にもかわいいもの、アート感あふれるもの、陶器やガラス製などさまざまなものがあります。 シンプルな「一輪挿し」は、インテリアとしても活用できます。色が白であれば、どんな場所でもなじむので、おすすめ。 花瓶選びに迷ったら、白の「一輪挿し」を選択肢に入れてみましょう。

花も部屋も輝く!インテリアとしてもおすすめの花瓶5選

お花のある生活のよさや部屋に合う花瓶の選び方について、おわかりいただけたことでしょう。 ここからは、おすすめしたい花瓶を5つ、紹介していきます。

美しいブルーが目を引く「貫入青磁一輪」

お花の初心者さんでも扱いやすい一輪挿し、「貫入青磁一輪」(価格9,400 円 )。 陶芸作家・及川俊さんの作品です。高さは約16.8cm、口径は約3.9cmと小ぶりで、場所を取りません。青磁は「和」の厳かな雰囲気を感じますが、小ぶりな一輪挿しは洋室でもなじむでしょう。 美しいブルーは、空の青をイメージしているとのこと。青の美しさやさわやかさを引き出すために釉薬、器のデザインなど、日々研究しているそうです。 ギフト用として大切な方に贈っても、喜ばれる一品であること間違いなしです。

自然や生命が感じられる「Mini vase 〈An Ocean of Luster〉」 

群馬県で活動する陶芸家・堀 順子 さんの作品、「Mini vase 〈An Ocean of Luster〉」(価格18,300 円)。 サイズは、高さが12.5 cm、口径は11.5 cmと口が少し広めです。 作品名にある「An Ocean of Luster」を日本語訳すると、「光彩の海原」。土の手触りや香り、感触を感じさせる作品でありながら、光や海の輝きもイメージできます。 自然との調和や融合がメッセージにある作品は、どんな部屋のインテリアであっても、マッチするでしょう。 大きさが小ぶりな「Mini vase 〈An Ocean of Luster〉」は、アート感覚で楽しめる花瓶です。

シンプルなデザインが際立つ「白磁一輪挿し」

北海道小樽市を中心に活動する、陶芸家・斉藤佑介さんの作品、「白磁一輪挿し」(価格6,050 円) 。 高さが約9cm、直径約6cmと小ぶりなサイズ感です。白の一輪挿しは、お花も置く場所も選ばない、ひとつは持っていたい花瓶。 土そのものの感じを活かし、釉薬を掛けずに焼成。さらに本焼き後にダイヤモンドヤスリや仕上げのペーパーを使い、念入りに磨き上げて作られています。この工程が入ることで、なめらかでツルツルとした肌触りの花瓶に。 価格帯もお手頃なので、ご自宅用にもギフト用にもおすすめの一輪挿しです。

アート感覚で選びたい「斜陽/一輪挿し」

人生で心を動かされたものをモチーフに創作活動を続ける、ガラス作家・天野静香さんの作品、「斜陽/一輪挿し」 (価格10,450 円 )。 高さ約7.2cm、たて約3.2cm、幅約7.3cmと、オブジェとしても活用できそうな個性的な花瓶です。夕陽が沈むころをイメージして、全ての面に違ったテクスチャーを施しています。 材質は、ソーダガラス。ガラス自体に泡がたくさん含まれているのが特徴。黄金色に輝く花瓶は、一輪挿しとしてもオブジェとしても活用できます。アート感覚の花瓶をお求めの方におすすめです。

思わず話しかけたくなる、表情豊かな「フグの一輪挿し」

最後にご紹介するのは、「祁答院いづみ窯 」の石神いづみさんの作品、「フグの一輪挿し」(価格5,500 円 )。 サイズは高さ約9cmと小ぶり。まつ毛やヒレなど、花瓶の表面から出ている部分があるので、取り扱う際は注意が必要です。 表情がかわいらしく、思わず話しかけたくなります。花瓶自体が鮮やかな色目ですが、小ぶりなので花の個性も活かせるでしょう。 また、お花がない時でも「フグの一輪挿し」は、存在感が抜群。玄関やダイニングテーブルなどに置くだけで、暮らしが豊かになりそうです。

まとめ

この記事では、部屋にお花を飾るとよい理由やおしゃれな花瓶の選び方、おすすめの花瓶を5つ紹介してきました。 部屋にお花を飾ることで、生活が豊かになり、癒し効果も得られます。 花瓶選びで迷ったときにおすすめしたいのが、白の一輪挿し。花瓶を選ぶ際は、目的、サイズや形、デザインを知り、部屋のインテリアに合う花瓶を選びましょう。 ご自宅用やプレゼント用として、おしゃれな花瓶を選びたいときに、ぜひ参考にしてみてください。

つくりて紹介

陶芸作家

及川俊Oikawa shun

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磁器土を使い、青磁、白磁をメインに制作してます。青磁は空の青により近づけるため、白磁は磁器本来の白さをより際立たせるため、釉薬、器のデザイン等、日々研究しています。

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陶芸家

堀 順子Hori Junko

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自然からの感覚に従いその時に感じたものを土にうつしています。最近は森に工房があるので、森からのインスピレーション、また昔から水に惹かれるので、川や海の流れや音から感じるものを表現する事が多いです。

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陶芸家

斉藤佑介Saito Yusuke

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北海道小樽市を拠点に磁器粘土を使用し、器を中心に制作している陶芸家です。 磁器土そのものの土味を活かした釉薬を掛けずに焼成する焼き締め白磁作品や、キラキラと細かく光る結晶釉作品を制作しています。

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ガラス作家

天野静香Amano Shizuka

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粘土やワックスなどで作ったものから型をとり、鋳造するガラスの技法、パートドヴェールで制作をしております。人生で心を動かされた物をモチーフに創作をしています。忙しい日常の中で安らぎを共にできる様な作品になれたらと思っております。

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陶芸作家

祁答院いづみ窯 石神いづみidumi ishigami

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私の作品は、唯一無二です 楽しんで、心を込めて作ってます 皆様に愛される作品つくりに 努めています

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