備前窯変壷
11月度webグループ展2024年の集大成
今年もあっという間で、気が付けば11月。年の瀬も近づいてきました。 11月のwebグループ展では、「2024年の集大成」と題して、作家さんたちの魂こもった作品群を展示します。 日々鍛錬を重ねる作家さんたちの今年一番の作品群をとくとご覧ください。
11月度webグループ展2024年の集大成
備前焼窯元 宝山窯は、「備前焼のふるさと」備前市伊部を拠点に、古より続く「備前焼窯元六姓」直系の窯元です。 現在、窯元で使用している扇形の陶印(マーク)は、最古のもので、室町時代末期の大甕に印されていることがわかっており、ギャラリーでは、江戸時代から伊部のまちを見守ってきた陳列棚(雛壇)が、今もなお現役で活躍しています。
沿革
1582年 | 豊臣秀吉へ備中高松城水攻めの帰途、茶器を献上 |
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1636年 | 備前(岡山)藩主・池田光政による御細工人制度により、窯元六姓(金重、木村、森、大饗、寺見、頓宮)に任命され、代々お抱えの細工人を務める |
1870年 | 森彌一郎(大正13年歿)が養子に入り、森姓を名乗る |
1972年 | 代々受け継がれてきた登り窯を改修(以後、1回改修) |
1975年 | 築350年の茅葺き店舗を解体し、近代的なギャラリーに改築(以後、2回改装) |
1983年 | 不老山(備前市伊部)の山麓に全長12メートルの穴窯を築窯 |
1995年 | 広島県神石高原町(旧油木町)に工房と窯(仙養ヶ原 宝山窯)を新設 |
2020年 | 海外展開ブランド「GENSO」を設立、欧米やアジア圏での取り扱いが始まる |
出展歴
1979年 | ファエンツァ国際陶芸展(イタリア)に招待出品〔森泰司〕 |
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1990年 | フレッチャーチャレンジ国際陶芸展(ニュージーランド)で佳作賞受賞〔森泰司〕 |
2015年 | オックスフォード大学(イギリス)の研究森林に備前式の穴窯を築くプロジェクト「Oxford Anagama Kiln Project(現・Oxford University Kilns)」に参画〔森敏彰〕 |
2018年 | 日本・エクアドル外交関係樹立100周年記念品を制作、両政府に贈呈 |
2020年 | 台湾と日本で芸術交流展を開催〔森敏彰〕 |
2022年 | London Craft Week(イギリス)出品 |
2023年 | JAPAN EXPO in Paris(フランス)出品 |
2023年 | 「UNESCO School in Bizen」をコーディネート、世界8か国より児童生徒を招き、備前焼の制作指導などを行う |
千葉県松戸市で陶芸教室・陶芸体験と作陶・販売を行っています。
沿革
2020年 | 現在地にて開業 |
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受賞歴
1998年 | 陶芸財団展入選 |
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ガラスの多様性に興味を持ち作家の道へ、現在は埼玉を拠点に制作活動を行っています。 『暮らしに彩を』を合言葉に器や花器などを主に製作し、『砂器』『MONO』『artifact』『煌石ガラス』などのシリーズを展開しています。
略歴
1988年 | 長野県松本市生まれ |
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2013年 | 東京ガラス工芸研究所 卒業 |
2015年 | 瀬戸市新世紀工芸館 研修生 修了 |
2015年 | 埼玉に拠点を移し制作開始 |
植物の形や色彩からインスピレーションを受けて、やわらかな雰囲気の作品を作っています。
略歴
1985年 | 宮城県生まれ |
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2013年 | 多治見市陶磁器意匠研究所 修了 |
2018年 | 愛知県西尾市に工房を構える |
佐賀県有田町で、手描き•手彫りの焼き物を制作している起山窯です。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
瀬戸や京都で焼き物を学んだのち、岡山の備前で十年ほど修業をいたしました。 その後、地元浜松市に拠点を移し作陶しています。 薪窯にこだわり、窖窯と登り窯の二つの窯を使い年に3,4回焚いています。 登り窯のある天竜地区は林業が盛んで、材木問屋さんから廃棄してしまう端材をいただき、窯の温度を上げる終盤に投入しています。その土地のものを循環させて作品づくりができることに幸せを感じています。
略歴
1977年 | 静岡県生まれ愛知県立窯業高等技術専門校修了 |
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2001年 | 東海大学法学部卒業 |
2002年 | 備前焼作家 山内厚可先生のもとで修行 |
2005年 | 備前焼窯元 備州窯に陶工として勤務 岡山県重要無形文化財 山本雄一先生に師事 |
2011年 | 京都府立陶工高等技術専門校図案科修了 |
2013年 | 独立 静岡県浜松市にて作陶 |
2014年 | フランス穴窯焼成プロジェクトに参加 |
2023年 | 中華人民共和国浙江省中国文化遺産博覧会に招聘作家として派遣 |
出展歴
2013年 | 【個展】 浜名梱包輸送シルクロードミュージアム(2014年, 2016年, 2020年, 2022年) |
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2015年 | 掛川城二の丸茶室(2018年) |
2015年 | 【グループ展】ギャラリーハヤサキ(フランス、パリ) |
2016年 | YAMAHAリゾート葛城 「井口淳 備前焼作陶展」(2018, 2020, 2023年) |
2021年 | ジェイアール名古屋タカシマヤ(2022, 2023年) |
2020年 | ギャラリーたちばな(奈良)(2021,2023,2024年) |
2020年 | 松坂屋静岡店 「静岡の工芸」(2021, 2023年) |
2021年 | 遠鉄百貨店 「ライフスタイルマーケット」(2023年) |
2020年 | 松坂屋静岡店個展(2022, 2024年) |
受賞歴
2011年 | 国民文化祭京都展陶芸部門 奨励賞 |
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2016年 | 静岡県工芸家協会展 朝日新聞社賞 |
2018年 | 静岡県工芸家協会展 奨励賞 |
時代を超えて受け継がれる漆のうつわを目指し、隅々まで丁寧に塗り重ねています。
略歴
2008年 | 金沢学院大学美術工芸学科卒業 |
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2011年 | 石川県輪島漆芸技術研修所卒業 |
2013年 | 株式会社能作入社 |
2016年 | 金沢漆器作家として独立 |
2023年 | 石川県輪島漆芸技術研修所助講師 |
出展歴
2012年 | 銀座一穂堂「挑戦者たちの漆展」 |
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2018年 | ギャラリーおかりや 初個展 |
2019年 | 京王百貨店新宿店「夜光のうつわ」 個展 |
2020年 | ギャラリーおかりや 個展 銀座の金沢 二人展 |
2022年 | ギャラリーおかりや「累々たる輪」 個展 |
2023年 | 高木糀商店(金沢市) 個展 |
受賞歴
2009年 | 第50回記念石川の伝統工芸展 奨励賞 |
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日常の中でふと浮かんでは消えていく感情や言葉にし難い体験をガラスを通して言語化することを目指して制作しています。
略歴
2019年 | カリフォルニア州立大学サンバーナディノ校スタジオアーツ学科 卒業 |
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2021年 | ロチェスター工科大学修士課程ガラス専攻 修了 |
2024年 | 金沢卯辰山工芸工房 入所 |
出展歴
2023年 | 第9回現代ガラス展 in 山陽小野田 |
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2023年 | International Biennial of Glass (ソフィア、ブルガリア) |
受賞歴
2022年 | ルイス・コンフォート・ティファニービエンナーレアワード ノミネート |
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2023年 | Olympic Color Rods Artist Appreciation Award 受賞 |
くつろぎの空間でふと目にした時にホッと出来るような、シンプルで柔らかなガラスの器になるように心がけて制作しています。
略歴
1973年 | 広島県生まれ |
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1998年 | 多摩美術大学 立体デザイン専攻 クラフトデザイン専修 ガラスコース |
1998年 | あづみ野ガラス工房 参加 |
2003年 | あづみ野ガラス工房 卒房 現在神奈川県にて制作活動 |
出展歴
2008年 | SALON DE DAHU 個展(神奈川)~2009年 |
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2011年 | SALON DE DAHU 個展(神奈川)~2016年 |
2017年 | 伊勢丹府中店 グループ展(東京) 伊勢浦和店 グループ展(埼玉) |
2018年 | gallery81 個展(神奈川) ~2019年 京急百貨店 グループ展(神奈川) |
2019年 | gallery sekka 個展(東京)~2020年 まつもとクラフトフェア グループ展(長野) |
ガラスの透けるという特性から、彫り、彩色、螺鈿…など、様々な加飾を施すことにより、幅広い表現を志しています。 お一人でも、ご家族やご友人達とのお酒の席でも、ホッと心が和むような、楽しんで頂けるような、お話が弾むような酒器作りを目指しています。 大きめの作品よりも、特に盃、ぐい呑み、猪口、グラスなどを得意としております。
略歴
1973年 | デザイン学校卒業後、グラフィックデザイナーとしてデザインスタジオに勤務。 |
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1983年 | 彫金を独学で学び[銀工房・さえら]を設立。 主にシルバーアクセサリーを製作販売。 |
2020年 | ガラスの透けるところに魅了され、アクセサリーからグラス製作に転換し現在にいたる。 |
この作品は繊細でクオリティ高い繊細なLACEを生乾きの土に型押し加工して仕上げたレースの器です。 土物のゴツゴツ感にLACEの繊細さを組合せ、今までにない雰囲気の器に焼き上げました。 いつもの食卓をちょっと素敵に、そして贅沢に演出する、そんな時間をお届けします。 LACEの器は、『型押し』の技法を用いて表現され、レースだけに『洋』のイメージが強い作品ですが、コンセプトには、『「和」と「洋」の融合』が根幹にあります。 パッと見は『洋』の器かもしれませんが、その中にどこか『和』が見え隠れするといった、意外とマッチする和食との組み合わせ等も提案できればと思っております。 使い方を変えるだけで、器に盛られたモノは、様々に表情を変え、料理を豪華に演出してくれます。
こんにちは、滋賀県信楽町の陶芸家夫婦、松川 実・京子です。 ご覧いただきありがとうございます。大切な家族と、土と釉薬は神様からの贈り物です。 みのる窯は手作りにこだわり、ロクロを挽いて土と向き合い40年になりました。特に釉薬は、木の灰や、お米のわらを焼いた自然灰にこだわっています。 世界的にも有名な信楽焼の伝統を大切にしつつ、新しいやきものSTYLEにも挑戦し続けています。家族の絆(きずな)を大切にして、食卓を彩るうつわや花器をあなたにお届け致します。 信楽に初めてお越しになる方も、もっと広く深く信楽を楽しみたい方も、どうぞお気軽にお越しください。やきものの事、おいしいお店、おすすめの穴場、何でもお聞きください。みなさまとギャラリーでお会いできるのを楽しみにしております。
沿革
1949年 | 松川実略歴 奈良県天理市生まれ |
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1968年 | 近畿大学付属高等学校卒業 |
1974年 | 信楽、山文製陶所入社 神崎継春氏に師事 |
1978年 | 日本工芸会近畿支部展入選 |
1979年 | 日本伝統工芸展入選 |
1982年 | 日本工芸会賞受賞 |
1983年 | 日本工芸会正会員 |
1992年 | 松下幸之助記念賞受賞 |
1993年 | 日本陶芸展入選 |
1994年 | 第5回秀明文化基金賞受賞 |
1995年 | 滋賀の工芸・伝統のやきもの展出品(滋賀県立近代美術館) |
2016年 | 「銀河」紫紅斑釉 創出 |
1956年 | 松川京子略歴 信楽町長野生まれ |
1977年 | 奈良芸術短期大学陶芸コース卒業 |
1978年 | 滋賀県立信楽窯業試験場小物ロクロ1年修了 |
1983年 | 信楽宗陶苑にて5年修行 |
1983年 | 松川実と結婚 |
1987年 | ギャラリー「みのる窯」OPEN |
2000年 | 信楽窯業試験場OB展 大賞受賞 |
2015年 | 信楽窯業試験場OB展 大賞受賞 |
大学在学中より、愛知県常滑市無形文化財保持者「小西洋平 氏」のもとを訪れ、急須づくりの技術を学びました。函館に薪窯を築き、急須づくりをしております。常滑の粘土と函館の素材を用い、道南の薪を使用して、炎と自然釉が生み出す「焼締急須」を作っております。
略歴
1985年 | 北海道松前町生まれ |
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2009年 | 北海道教育大学函館校芸術文化課程美術コース卒 |
2010年 | 愛知県常滑市無形文化財保持者 小西洋平 氏 に師事 |
2011年 | 第58回 日本伝統工芸展 初入選:第62、63、67、68回 |
2015年 | 「アトリエの窓」(STV)出演 |
2016年 | 「ほっとニュース北海道」(NHK)出演 |
2017年 | 「ドキュメント2017」(UHB)出演 |
2018年 | 「北海道プライド」(UHB)出演 |
2019年 | 日本煎茶工芸協会 正会員 認定 |
2020年 | 日本工芸会 正会員 認定 |
出展歴
2012年 | 個展「急須展」函館棒二 |
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2012年 | 「伝統工芸北海道展」札幌三越:以後毎年 |
2012年 | 個展「急須展」札幌丸井今井:~2017年 |
2016年 | 「国家商品博覧会」中国雲南省昆明 |
2017年 | 「第 6 回中国・四川国際茶業博覧会」中国四川省成都 |
2018年 | 個展「急須展」札幌三越:以後毎年 |
2021年 | 個展「急須展」Galerie 箒星:2023年 |