アーティスト 渡邉泰成 Watababe Taisei

アーティスト 渡邉泰成 Watababe Taisei

1996年愛知県生まれ。2024年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。現在金沢卯辰山工芸工房所属。 陶芸の伝統技法を軸に、自分自身が影響を受けた現代の文化や社会問題を主題としたアートワークから、独自の手法で彩色を施した日常的な食器、茶器などの美術工芸品まで幅広く手掛ける。不完全な美-侘び寂び-という日本特有の概念から、現代の成熟した消費社会の中に存在する豊かさに対して生じる違和感を、脆くとも決して消費することのない陶という素材に置き換え形残すことを一つの制作のテーマとし掲げている。 主な個展に「un natural realism」(2024年、日本橋三越本店美術工芸サロン、東京)、「Timeless Primitivism-原始的で現代的な何か-」(2025年、京都蔦屋書店アートスクエア、京都)など。グループ展に「交差するプラトー-Craftsmanship and Vintage Furniture-」(2024年、Gallery∞Towa、東京)、「ONE ART TAIPEI 2025」(2025年、Hotel Metropolitan Premier Taipei、台湾)、「ART FAIR TOKYO」(2025年、東京国際フォーラム、東京)、「ポップな、工芸」(2025年、ASTER Curator Museum、石川)など。
イベント情報
渡邉泰成 陶展 — LAYER —
当サイト『NA-utsuwa-』でWeb個展「渡邉泰成 陶展 — LAYER —」を開催いたします。 |ステートメント| 今回の展示で出展している作品は、陶磁器の絵付け技法を現代的に再解釈し構成した「LAYER」シリーズです。陶磁原料を最大限発色させるには焼成温度を色ごとに変更する必要があるため、オブジェクト上に加飾するデザインをコンピュータ上で実際の焼成温度ごとにレイヤー分けをしてデザインしています。現代的且つ2次元的に作成された図案を、キャンバスと捉えた日常使いする器に反映することで、日々の暮らしを少しでも彩れたらと思っています。 開催期日になりましたらぜひ、 開催概要欄「会場はこちら」よりお立ち寄りください。