陶芸家 菅原尚己 Sugahara naoki
陶磁器
奈良県
陶芸家 菅原尚己 Sugahara naoki
陶磁器
奈良県
修行を終えて現在、奈良で赤膚焼の制作をしています。 私自身の作品は「生き物」をメインテーマとして 制作しております。 それは私自身 「とても生き物が大好き」と言う事もありますが 実は赤膚焼と生き物はとても深い繋がりがあります。 ■赤膚焼とは 奈良の赤膚焼は1583年、豊臣秀吉の弟で 大和郡山城主の秀長が、愛知県常滑の陶工を招き 赤膚山で茶器を焼かせたのが始まりとされています。 その後、江戸時代末期に奥田木白が赤膚焼を制作 この奥田木白が「赤膚焼を世に広めた人物」であり 現在の赤膚焼の基盤を作った 原点の作品を数多く制作しております。 また奥田木白の作品の中には 「南瓜に蝉を付けた花瓶」や 奈良の一刀彫を模した「海老や鹿の香合」などがあり 赤膚焼と生き物はとても深い繋がりが感じられます。 ■いきもの作家「菅原尚己」のご紹介 そんなこともあり、私自身の作品も 「生き物を陶器に付けたり」 「器に生き物の体の一部を忍ばせたり」 必ず作品には生き物を表現をしています。 その中でも作品制作に力を入れているのが 陶芸ならではの「土が持つ暖かみや土味」を 生き物たちに与えることで どこか温かみがあって生き物達が生き生きしている そんな作品作りを心がけて、制作しております。
続きを読む