陶芸家 菊地弘 Kikuchi Hiroshi
陶磁器
茨城県笠間焼
陶芸家 菊地弘 Kikuchi Hiroshi
陶磁器
茨城県笠間焼
笠間の土をメインに刷毛目や粉引などの技法を使い日常使いの器や茶器・花器などを作っています。 また、数年前から土の持つ質感を表現技法のひとつに取り入れたいと考え、一般的に使われている化粧土以外 にも使い方を見付けたいと思い化粧土に顔料を加えて使っています。 土で造形し、土の持つやさしさ、ぬくもり、質感、量感を感じられるように表現技法として使っています。 彩・・・いろどり 土… どろ(泥) 瓷・・・中国で一般的に使われる焼き物全般を示す言葉。 技法を総称して「彩泥瓷(さいでいじ)」と名付けた作品を公募展などに出品してきました。 日本工芸会正会員(日本工芸会茨城研究会幹事長)・日本陶芸美術協会幹事・茨城県美術展覧会委員審査員 茨城工芸会事務局長などを歴任、2016年に全てを辞し退会現在はフリーで作陶中。 パブリックコレクション【おもな収蔵先】 フランス国立セーブル陶磁美術館(パリ)黒釉銀彩花器 茨城県陶芸美術館(笠間市)青泥瓷深鉢彩泥瓷広口壷2点 茨城県立笠間陶芸大学校(笠間市)彩泥瓷広口壷 茨城県庁知事応接室彩泥瓷広口壷 茨城県常陸大宮市彩泥瓷広口壷 (株)常陽銀行本店(水戸)彩泥瓷壷 菓子舗鶴屋八幡菓子の器コレクション炭化銀彩線文平鉢 茨城県立小瀬高等校(日本マクドナルド(株)常陽銀行様より寄贈)
略歴
1975年 | 笠間焼き窯元にて陶芸修業をはじめる。 |
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1982年 | 御前山村に、山王窯を開窯 |
2006年 | 茨城県芸術祭美術展覧会審査委員 |
2015年 | 第50回記念茨城県芸術祭美術展覧会審査委員 |
出展歴
1991年 | 第20回長三賞入選松屋銀座アートギャラリーにて個展(以後隔年開催) |
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1996年 | 国際交流基金にてフランス陶芸視察。パリ・アトリエ・ダール・ギャラリーにてグルールプ展関西空港アートスペースにて作品展示(株)富士火災海上保険後援てグルールプ展関西空港アートスペースにて作品展示(株)富士火災海上保険後援 |
2004年 | 茨城県陶芸美術館企画『現代茨城の陶芸展』に作品出品 茨城県陶芸美術館企画『うつわの美』展に作品出品 |
2005年 | 第4回現代茨城作家美術展に作品出品(茨城県近代美術館) 日仏現代陶芸交流展2005IN笠間企画参加(笠間日動美術館ほか) 茨城県陶芸美術館企画『文様の賑わい』展に作品出品 |
2006年 | フランス国立セーブル陶磁美術館企画「日本陶磁展」招待出品(パリ) |
2006年 | 茨城県陶芸美術館企画『線をもつ器たち』展に作品出品 |
2007年 | 第5回記念現代茨城作家美術展出品(茨城県近代美術館) サンジェルマン、デュプレ・カルラン・ギャラリーにてグループ展(パリ) フランス国立セーブル陶磁美術館に作品買い上げ収蔵される 『ロス&レイナーインターナショナルセラミック』にてグループ展(オランダ) |
2010年 | 茨城県陶芸美術館「TheKASAMA・ルーツと展開」出品 |
2010年 | 常陽藝文センター企画『主張する器・菊地弘展』開催 |
2012年 | 第7回現代茨城作家美術展出品(茨城県近代美術館) 華道家元池坊550周年記念献花に際し花器を製作する。作品展示される 茨城県庁に作品が収蔵される(彩泥瓷壺) |
2014年 | 第8回現代茨城作家美術展出品(茨城近代美術館) 「関東のうつわ21人の素材とかたち」(伊丹工芸センター) 茨城県常陸大宮市合併10周年記念作品が収蔵される(彩泥瓷広口壷) |
2015年 | パリ陶芸協会主催サンシュルピス陶芸イヴェント招待出品(フランス) 日本工芸会東日本・東海支部選抜展「伝統工芸の現在性」MOA美術館(熱海) 第1回笠間の作家60人展出品(笠間の家ギャラリー) |
2016年 | 第9回現代茨城作家美術展出品(茨城県近代美術館) 現代陶芸・案内(ガイド)「洗練・華麗・増殖進化するフォルム」茨城県陶芸美術館 青泥瓷深鉢・彩泥瓷広口壺2作品が収蔵される 常陽銀行水戸本店ギャラリー作品展示(水戸) 常陽銀行本店に作品が収蔵される(彩泥瓷壺) 日韓交流展2016inKasama茨城県陶芸美術館県民ギャラリー |
2018年 | テーブルウェアフェア―笠間・益子企画展招待出品(東京ドーム) 国際陶芸家作品展in台湾招待出品(台湾国立台南美学館) 第7回南原国際陶芸展招待出品(韓国) |
2020年 | 台北三徑就荒にてグループ展(台湾) |
受賞歴
1985年 | 茨城県芸術祭美術展『優賞』受賞同展90年『優賞』受賞 第9回南原国際陶芸展招待出品(韓国) |
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1987年 | 第42回新匠工芸展『新人賞』受賞1988年「昭和63」88国際陶芸展入選 |
1989年 | 第1回陶芸ビエンナーレ89入選、同第2回陶芸ビエンナーレ91入選 |
1990年 | 第30回伝統工芸新作展入選、第38回日本伝統工芸展入選、以後15回入選 |
1995年 | 第42回日本伝統工芸展入選日本工芸会正会員に認定される。 |
1999年 | 北関東陶芸展にて『毎日奨励賞』受賞 |
2000年 | 茨城県陶芸美術館開館記念展『茨城陶芸の現在』展出品 茨城県芸術祭美術展にて『板谷波山賞』受賞 |
2001年 | 北関東陶芸展にて『毎日準大賞』受賞 |
2005年 | 大滝北海道陶芸展2005北海道知事賞受賞 |
2010年 | 伝統工芸陶芸部会展「日本工芸会賞」受賞 おおたき北海道陶芸展「銀賞」受賞 |
2011年 | 第21回日本陶芸展入選(毎日新聞社主催) Tokyo-NewYorkFriendShipCeramicCompetition「TheSecondPlace」受賞 |
2012年 | 第21回河北工芸展「青森県知事賞」受賞 |
2014年 | 第2回陶美展入選(日本陶芸美術協会) |
2015年 | 第3回陶美展入選(日本陶芸美術協会) |
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