文齋窯開窯150周年記念 六代小川文齋陶展

2024.02.07 (水) - 2024.02.13 (火)
DM画像
DM画像
創業17 6年 京都五条坂で窯を興して15 0年 陶磁器を作り続ける 文齋窯 小川文齋 初代小川文齋(文助)が九小卜[で築窯の技術を習得し、 大坂天満源八町樋ノロに初めて窯を築いたのが1 8 3 9年。 彦根藩の要請により湖東焼の立ち上げに尽力したのが1 8 4 5年。 鹿背山(現在の京都府木津川市)にて一条家に認められ 「齋」の字と家紋を頂き文齋として創業したのが1 8 4 7年。 一條家に禄を返録して京都に登り窯を作り明治維新で独立創業したのが18 7 3年。 以降、この地で、六代の間陶磁器を作り続けてきました。 各代でそれぞれの特色と時代に合わせた形作りで、京都では親しまれて参りました。 六代文齋は、 東京で初めての個展となります。 和・緑・蜻蛉そして心穏やかに、これらをテーマに作られた作品を是非ご覧下さい。

出展するつくりて

陶芸家

六代 小川文齋Bunsai Ogawa VI

つくりて詳細へ

1.和(輪)をモチーフにした作品群 人は皆、その善し悪しは別にして、自分と他人とのつながりの中で生きている。人と人は解り合えないと言う人もいるけれど、まずは手を繋ぎ、語り合うことをしなければ良い関係は生まれない。そう考えたからこそ、人と人が繋がり輪になることは和につながると考え、輪っかをモチーフに作品を作っている。 2.緑色 何故緑色が好きになったのか、いつから好きになったのか、既に記憶にはない。でも、私にとって一番好きな色であるし、突き詰めて美しい緑を探していきたい。 3.蜻蛉 蜻蛉のモチーフは元々先代が好んで使っていた。いや、好んでと言うよりは蜻蛉こそが必要なモチーフであった。その為、蜻蛉は先代の物としておきたかった。しかし、一昨年、庭にオニヤンマがたくさんやってきた。10匹以上いたと思う。指を出すとその中の一匹が止まった。そして1分間ほどじっと見つめ合った。その時、先代に遠慮せずに使えと言われた気がした。その後から蜻蛉をモチーフとして使い始めた。 これらの物は私の作品群の主な特徴であるが、私の作品を見た人たちが、人種・性別・国籍などあらゆる物を越えて美しい・楽しいと感じてもらえたらと思いながら制作している。なぜなら、同じ作品でいろいろな人が美しいと感じてもらえたら、人と人は解り合える証拠になる、そう考えているからである。解り合えれば、争いも乗り越えられる、乗り越えて欲しい。そう願って止まない。

続きを読む

開催概要

イベント名 文齋窯開窯150周年記念 六代小川文齋陶展
開催期間 2024.02.07 (水) - 2024.02.13 (火)
開催時間 10:00 ~ 18:30
※最終日のみ16時まで
開催場所 〒110-8503
東京都 台東区上野3丁目29番5号
Web / SNS