スキューバダイビングで見た、海の世界を陶芸で表現したい
まずは、石神さんの自己紹介と子ども時代のお話しを聞かせていただけますでしょうか。
石神いづみさん(以下、石神): 私は生まれも育ちも鹿児島県。両親や親戚は公務員や会社員といった、比較的安定した職業の人が多い環境で育ちました。
勉強はあまり好きではなかったですが、子どもの頃から、体を動かすのと絵を描いたり、ものをつくったりすることが好きでしたね。毎日泥だらけになるまで遊んでいました。
美しい自然に囲まれた九州・鹿児島県祁答院町で、「祁答院いづみ窯 」を営む、陶芸家・石神いづみさん。 魚や動物をモチーフに、明るい色使いで個性あふれるお皿やコップ、オブジェなどの大きな作品も制作している。独自の世界観が表現された器は、見る人・使う人の生活に明るさと楽しみを連れてくると高く評価されている。 今回は、石神いづみさんに陶芸を始めたきっかけや子ども時代のこと。唯一無二の世界観を表現し続ける原動力、作品に対する思い。今後の展望などを伺った。
祁答院いづみ窯 石神いづみidumi ishigami
私の作品は、唯一無二です 楽しんで、心を込めて作ってます 皆様に愛される作品つくりに 努めています