焼締水指「未明」
―松浦唐津今岳窯― 溝上藻風 作陶展有明の朝焼けと玄海の夕陽
2024.11.01 -
2024.11.30
唐津焼の伝統に学びながら 焼締・朝鮮唐津・斑唐津・絵唐津など“唐津のいま”を目指しています。 茶盌は動きのある作品にするため唐津焼の技術を基に、叩きの技法を駆使しました。皆様の楽しい生活のお手伝いができれば幸いです。
―松浦唐津今岳窯― 溝上藻風 作陶展有明の朝焼けと玄海の夕陽
当窯元は、JR筑肥線伊万里駅から車で10分ほど。国道202号線十三塚交差点に面したところに、窯を構えています。由緒ある松浦唐津系の古窯に囲まれた今岳(いまだけ)の里に、昭和41年、「今岳窯」として溝上氏が窯を開きました。古唐津の伝統を守りつつ、郷土の土の味わいを生かしながら、丹精込めて作陶します。展示場には、壷、花入、大鉢、抹茶碗などが並べられ、溝上氏が集めた古唐津の資料も公開されています。御子息の良博氏と雅人氏は定期的に作陶展を開催し、唐津焼のもつ土色の落ち着いた風合いをベースに、手になじむ温もりを大切にしながら作陶します。子供向けの陶芸体験教室を開き、外国からもお客様が訪れます。
略歴
1966年 | 今岳窯開窯 |
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1968年 | 第一回現代工芸九州会展 会長賞 (青春の季) |
1973年 | 第五回日展 入選 「映える島」 |
1987年 | 東京日本橋三越で初個展 |